2017年10月 / 報恩講・秋季永代経のご案内

 

寺があるから仏法が聴けるのではなく 仏法を聞くために寺が開かれた

 

兼業で共働きで忙しいのに、なぜ月に何回も法座を開いているのですか。

 

先日、中外日報の記者さんにそう尋ねられるまで、ちゃんと考えたこともなかったです。

とっさに「自分が聞きたいから」しか出ませんでした。

 

12年ほど前、私が家族と入寺させていただいた時からすでにこの慶運山 長源寺という聞法の道場はあったんです。

まさか年に数回の法要のためだけにこんな立派な本堂を建てられたわけではないでしょう。

かつては毎月法座があったともお聞きしました。

 

あるご法要の御斎の席で「正信偈の意味が知りたい」というご門徒さんのご要望から始まり、遠近各地の方々と聴聞させていただくようになって、早4年。

 

お寺離れ、宗教離れが叫ばれる昨今ですが、現に一緒に聞きたいと足を運んでくださる方々や、語ることでいただいた教えを共有したいと仰ってくださる方がいてくださいます。

そして私はそこで道場の管理人としてお手伝いをさせていただき、一緒に聞き語ることで悩んだり喜んだりしているのです。

 

確かに、住職家族がこれからも食べていけるかどうかなんてわかりませんし、お寺という形態が残るかどうかもわかりません。いつでも先は見えません。

 

しかし私は、仏法そのものは絶対に無くならないと思うのです。

 

今回尋ねられたことで考えてみると、仏法と、そして共に聴聞してくださる方々とに背中を押されるように促され、気付けば私自身が聞かずにおれなくなっていただけなのでしょうね。

 

また、そうでもしないとずぼらな私は、お掃除も仏花立てもサボってしまうような住職ですからね。笑

 

うまく語れないし、すぐに何かを確信して道を見失う。自分一人では何もできない。まさにお陰様のど真ん中です。有難いことです。

 

来月には長源寺報恩講です。是非ともお参りくださいますようご案内申しあげます。

 

報恩講

◎11月11日(土)

13時30分 逮夜

御俗姓 大阪 光照寺 日野廣宣 師

ご法話 京都 大行寺 佐竹英里子(英月) 師 2席

18時   初夜兼お内仏御取越し

御伝鈔 住職

ご法話 京都 大行寺 佐竹英里子(英月) 師 1席

◎11月12日(日)

7時    晨朝

朝御講(御斎をみんなでいただきます)

10時    結願日中

ご法話 米原 即徃寺 京極眞了 師 1席

 

秋季永代経

13時30分

ご法話 米原 即徃寺 京極眞了 師 1席

以 上

 

This entry was posted on 水曜日, 10月 18th, 2017 at 09:36 and is filed under コトバ, 法要案内. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

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