平成27年 報恩講並びに秋季永代経

秋麗のみぎり、ご門徒の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素は当院護持に、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、今年も報恩講を共にお勤めさせていただける時節となりました。

日頃はどちらを向いて生きていくべきかと迷い、分からぬまま思い思いに生きている私たちです。思い思いに生きてきたはずなのに、今、ココの私に納得するどころか、今ではなくいつか、ココではなくどこかで「まだなんとかならんか」と思い、あるいは昔は良かったと思ってはいないでしょうか。

その「良かった昔」も、いつか、どこかで何とかしたいと思って頑張って生きてきたのではないでしょうか。大変な矛盾です。

それは日頃のこころでアレが大事、コレも必要と、蜜に吸い寄せられる様に求めるお金、健康、地位、名誉、正しさ…ひょっとして、それらは全て世間の価値観に流され染められ、そう思わされてきたのではありませんか。

そんな私たちがモヤモヤと求めてやまない救いや幸せとは一体何なのでしょうか。

必ず失われていく存在である私たちは、一体どうなれば安心で、何が幸せなのでしょうか。

世間の価値基準は離れられないが、世間のまま、出世間の法をたよりにせよと先達が残してくださった、真宗門徒にとって最も大切な御仏事が始まります。

ご多用のこととは存じますが、共にお念仏申しつつ、それぞれが共々にご講師のお話から自身の有り様を聞かせていただきたいと思います。

万障御繰り合わせの上、ご参詣くださいますよう下記の通りご案内申し上げます。

合掌

日 時  平成廿七年十一月七日()~八日()

報恩講  

 七日 結願逮夜  午後一時半 /  御初夜  午後六時

 八日 結願晨朝  午前七時  /  結願日中 午前十時

永代経

 八日 午後一時半

    御法話 大阪教区 德因寺   稲垣 直来 師

    以 上

平成廿七年 十月        慶運山 長源寺住職 釋 卓靜

This entry was posted on 月曜日, 10月 12th, 2015 at 08:08 and is filed under 法要案内. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

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